2015年3月17日火曜日

詳細17 ミンコフスキーと空港2 過去円錐


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詳細17 ミンコフスキーと空港2 過去円錐





夜中の教室で、黒板に向けて懐中電灯を点(とも)す。
窓から月明かりが少し入ってくるので真っ暗というわけではない。

だから、黒板がどっちにあるかは、わかる。




教室は3次元の箱型有限空間。

10円玉の大きさ。の立方体と言えば、
10円玉の両端、半径x2の最大線分を軸に回転させた球をまず想像し、

この球をピッタシ内包する立方体を思い浮かべるだろう。
球に外接する立方体。



サイコロの大きさの球と言った場合は、
立方体に内接する球体をイメージする。

日本語での日常語では、たぶんこんな感じだと思う。





数学ぽっく厳密さを取り入れるなら、

「サイコロより大きくない球体を作れ。」かな。
その中で、もっとも大きな球体。

これがサイコロの大きさの球。

いかなる部分もはみ出さないとか、注釈がいるかな。




仕様書に、これぐらい書かないと、
なんとなくだと、

サイコロに内接する球体から、
サイコロに外接する球体までの

球体サイズに幅ができてしまう。


サイコロを2x2x2のサイズとすると、

球体は半径1から√2の大きさのものとなる。



光子が1秒に進む距離を1単位として、
空間軸と時間軸を直交させた xt座標では、

1距離を1長さで表し、
1秒(間)を1長さで表した場合、

√2長さになる。



黒板に
数学教師が
1秒間に1メートルの速度で

チョークで水平線を描く。
1秒後にやめたら1メートルの線分。

この1メートルを光子が1秒間に進む30万キロメートルと見做そう。




いま君がどこにいるか知らないが、
目を瞑って教室にいると思ってくれ。

正面に黒板がある。

君の顔面に接する平面に平行な平面として、正面の黒板がある。
30万キロメートル向こうに。顔面から30万キロメートル離れたところに黒板。


普段、日常のように、数学教師が水平線を描くのをイメージする。
数学教師が30万キロメートルの水平線を描き始めから終わるまで1秒(間)。

描き始めから終るまで1秒待った。


目を瞑って
教室にいる僕がイメージした
待ち時間。




空高く、真上から、無限の高みから、設計図の3面図。
その上面図で、

黒板とチョークで描かれた線分と僕の席を配置確認しよう。





















































































「10円玉を直線で均等に2分割する。」

10円玉を直線で均等に2分割する。と、言葉の世界に誘導されて、
数学の一分野、幾何学を知っているものなら、即座に、

円を直線で2分割した場合にできる最長線分である直径こそが、
10円玉を均等に2分割する線分であるをイメージする。



















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>>5
電磁現象を存在とイメージに分離し、
局所で情報を得るに注目する。

数学者は超越的に数直線という無限性の任意の場所での出来事、
事象を知ることができる。

実験物理学や天文学では不可能なことをしている。
(量子力学はちょい除く。)

オリオン座のべテギウスが、いまこの瞬間も存在してるかは不明。
スーパーノヴァしてるかもしれない。

線路存在そのものは、3次元空間で真っ直ぐな線分。
しかし、丘の上にあるカメラアイは、同時刻の線路とか枕木を
撮影することが不可能である。

三角形頂点から底辺への垂線と斜線の長さ違い。

それなら、抽象的だが、カメラアイを線路にピンホールカメラとして置く。
測距儀と線路が重なった感じ。

測距儀中央で、両端の同時性は確認できるが、
情報は瞬間には届かない。有限速度である光速での情報遅延。

両端を1光年ならぬ1光秒先とすると、
測距儀中央の観測者は、自分自身が乗艦している戦艦の
1秒前の記憶である観察日記を数直線の原点Oに貼ることになる。

数直線は同時刻存在の象徴だったのに、それが崩れる。






いきなりだが、いろいろすると、
数直線のー1から1の区間を、
複素平面の単位円の上半分円周に重ねることになる。

それをプラネタリウムドーム内壁面に貼り、
中央で夜空にオリオン座を見るように、
光子が旅をしてくる、情報遅延を味わうと、

その前に、オリオン座の3ツ星も地球から等距離じゃないから、
テクニックで、プラネタリウム内壁面と床面中央のように、
等距離、等しい時間でイメージを見るように再構成したりすると、

ローレンツ変換は数学的に正しいが、
同時性破綻とか、時空連続体が御伽噺になって、

量子力学にとっての同時性とはなにか。

量子テレポーテーションの実験器具をテーブル上に並べたから、それは同時存在だで、
すまして言い訳ないでしょ。

ラジオの電気部品だって、集積回路だって、
部品同士を近づければ、干渉する。

互いの距離は2者間だけど複数だと、干渉が和音になる。

ベテルギウスの超新星をそれぞれの部品が見るのは同時刻ではない。


一方、いままで、テーブル上の実験器具群は、
実験者の視点で同時刻存在だと思ってた。
精々、器具同士の同期だけ。

くだらん単純トリック(座標の読み方、見方)が公知になれば、
量子力学が、新たな展開を始めると思うんだが、

俺も、そろそろ理解者が欲しいんで、ま、ゆっくり。

動機がなければ、どこの馬の骨だかわからんのが、
特殊相対性理論は間違ってるとわめいたところで、
トンデモなんで。ま、よろしく。


















列車に乗ってないヒトが、線路と走ってる列車を見る。
時刻は、列車に乗ってないヒト基準とする。


線路脇に立ってる電信柱に光速で燃える導火線を這わす。
列車搭載光時計にも、同じ導火線を這わす。

導火線が燃えた痕が赤色線。

縦の鉛直成分だけを見ると、どちらも同じ長さだけ燃えている。
電信柱も列車内光時計も、列車外のヒトには同じ長さ燃えたことがわかる。

着火点と燃え広がる先端を結ぶ長さ、軌跡は、
列車内光時計に這わした導火線の方が、「見かけ」長くなる。

アインシュタインが要請したのは、座標上で
列車に乗っていないヒトが、
電信柱を這う